三角形は、地域の活性化を目的にNPOとしてスタートしました。株式会社となった今も地域活性化に向けた企画は一つの柱になっています。
その大きな例として「寿通り商店街」のまちづくりプロジェクトに取り組んでいます。

寿通り商店街

はじまり

寿通り商店街は、黒崎で一番小さな通りです。その昔は放射線状の商店街同士をつなぐ近道として親しまれていました。両脇には学生服の店や古本屋、お茶屋、化粧品やなどがぎっしりと並んだ通りでした。ここ10年来は空き店舗が目立つようになり、13店舗中8店舗がシャッターを閉じた状況となりました。

寿通り商店街の写真

商店街組合の方々は、活性化するために何かしないといけないという思いはあるものの、情報を集めるにも高齢でパソコン操作も難しく、何をしていいか分からないから助けてほしいという相談を持ちかけられたのが始まりでした。

三角形

仲間入り

まちづくり(地域の活性化)は、地元の方々との関係性づくりが大切です。寿通り商店街にある店舗は、全てワンオーナーで総勢5名程なので小さなランチ会やお茶会を開催し話を聞く機会づくりをおこないました。

空き店舗の大家さんともお話し協力関係を築くことができたことから、これから創業したいという方達が集まる場にすることを考えました。
そんな中で、三角形のオフィスも寿通り商店街の空き店舗をリノベーションし移転することで実際に商店街の仲間入りすることになりました。

キッチンとリビング

ブランディング

寿通り商店街は、道幅3m、左右を店舗に挟まれアーケードで一つにつながった小さな通り。そこに立つと、まるでひとつの部屋の中にいるような感じを受けます。そのプライベート感あるれる通りの真ん中に三角形のオフィスを構えると同時にワインバー「TRANSIT」をオープンしました。

TRANSIT(トランジット)は、飛行機の乗り換えを意味します。たった5坪のバーですが、そこから広がる心地よい雰囲気をさらに通り全体に広げるため、街のキッチン「コトブキッチン」と商店街組合の運営するリビング「コトブキリビング」事業を始めることとしました。キッチンとリビングを中心に寿通りを、そして黒崎の街の魅力につながるエリアマネジメントがスタートすることになりました。

– TRANSIT

たった5坪のバーでカウンターを囲んで交わすコミュニケーションの豊かさに気付き常設。今や、街の人が集まるコミュニティです。

TRANSITの写真

– コトブキッチン

三角形のオフィスのお隣にある「コトブキッチン」は、三角形が企画運営しています。

当店は“colorful”をコンセプトに毎日約10種類のお惣菜が並んでいます。“colorful”は素材の持つ栄養素の色です。様々な色の栄養素は食材そのものの力です。

目で見て楽しい、味わって身体がうれしい、そんなお料理を作っています。

コトブキッチンの写真

– colorfulなお惣菜

colorfulなお惣菜

毎日10種類から色で選べる“colorful”なお惣菜

– 赤
血や肉になるもの – 牛・豚・鶏肉、魚類
– 緑
ビタミン類 – 緑黄色野菜
– 黄
タンパク質 – 卵、大豆、チーズ
– 黒
健康食材 – 黒ごま、キノコなど

– コトブキリビング

コトブキッチンで購入した惣菜やTRANSITで購入した飲み物はリビングで食べることができます。グループでの集まりなど、自宅でのアットホームな飲み会感覚でくつろげます。

コトブキリビングの写真

トム・ソーヤ大作戦

企画・プロジェクト

トム・ソーヤ大作戦は、寿通り商店街にある店舗のシャッターを塗り替えるプロジェクトです。

商店街の空き店舗となってシャッターが下りた状態の外観を少しでも良くしてイメージアップを図ると同時に、ボランティアの方々に協力してもらいペンキ塗りのイベントを月1回開催することで、商店街に興味を持ってもらえるよう開始したプロジェクトです。

トム・ソーヤ大作戦の写真

このプロジェクトは、NPOカタログ三角形としてスタートした事業で、寄付きオリジナル手ぬぐいを作成し購入してもらったお金をペンキ代にしています。

TRANSITやコトブキッチンのお客様も応援してくれてお釣りを寄付してくれたり、ペンキ塗りのイベントに参加してくれたりしています。三角形は、今も寿通り商店街のまちづくり事業を継続しておこなっています。

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